ドイツミュージカルの謎のプログラム事情

8件のコメント

前回の記事「ドイツミュージカルの謎のグッズ事情」で、当たり前のごとく流してしまったあちらの謎のプログラム事情を書き添えます。

ウィーンミュージカルの場合

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舞台写真が載っているもの(右)と、出演者のプロフィール等が書かれているもの(左)の2冊組。
舞台写真は、初日から掲載されている(少なくとも私が観た3演目はそうだった)
そういう意味では、結構気合は入っているのかも?
ただし、期間中に舞台写真の更新はなし。

この時の伯爵は、左に写っているDrew Sarich、Mark Seibert、Thomas Borchart の3人がこの順につとめました。
あちらは、ダブル・トリプルキャストになることはほとんどなく、上に書かれているファースト役者さんの誰か一人が一定期間の8割程度公演を担い、彼らがお休みを取るときには、カバー役者さん(別役をやっている役者さんが多い)が同役をつとめます。
ファースト役者さんは、その役をつとめる期間は大体前もって発表されます(特に主役級)。
ウィーンの20周年TdVも、伯爵の配役が発表された段階で、誰がどの順番でどの期間に出演されるかが発表されていました。

ウィーンの20周年TdVの開幕伯爵はDrewでしたので、プログラムの伯爵はオールDrewの写真でした。
ちなみに、私が行ったのは3番目に登板したThomasの時でしたが、Thomas伯爵の写真はもちろん、その前のMark伯爵の写真も1枚も掲載されていませんでした(^^ゞ

そして、舞台写真が載っているものと出演者のプロフィールが載っているものは、セット。
バラ売りはありません。
「プログラム」と言うと(ドイツ語では違う単語なのかもだけど(^^ゞ、それで通じます)2冊セットで渡されます。

ドイツミュージカルの場合

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こちらも同じく、舞台写真が載っているもの(右)と、出演者のプロフィール等が書かれているもの(その他)の2冊組。
前回の記事で、新人役者さんの写真が全く載っていなく、3年近く更新されていなかった、というのは右のものです。
ドイツでTdVが上演されたのは久しぶりだったので、アルフ&サラ&教授あたりは新人。
アルフや教授は2年近くツアーをまわって演じていましたが、その間一度もプログラムに写真が入らなかったことになります(^^ゞ
伯爵も、Janのように過去に演じたことがある役者さんは、過去の舞台写真が掲載されていますが、今回のツアーで一度も登場しなかった伯爵(来日した時に伯爵を演じたKevin Tarteとか)の写真が載っているかわり?に、ベルリン公演で伯爵デビューした人気役者のMarkの写真は最後まで掲載なし。

私は、ベルリン、ケルン、ベルリンと遠征しましたが、
2度目の遠征地ケルンで、まさかそんなプログラムシステム(?)となっていることは考えもせず、プログラムを買ってしまい、
帰国した後、最初のベルリンで購入したプログラムと写真が一枚も違っていなかったことに驚愕しました(^^ゞ
(ベルリンはツアー最初の地だったので、まだ現行の舞台写真が挿入できなくて、前の写真が入っていたんだな、と勝手に解釈していた)

プログラムの更新がない、と書きましたが、
公演各地で更新されるものもあります。
それが、「Programmheft」と書かれた冊子になります。
3つの山に分かれていますが、それは私が(上から)ベルリン、ケルン、ベルリンの公演各地で購入したからです。
舞台写真が載っているものは、ウィーンのものもそうですが、ひたすら写真しか載っていません。
あらすじとか曲目とか、役者さん・スタッフさんの紹介文が書かれているものは別冊となります。
それが、「Programmheft」。
3回目のベルリンはまとめて1冊でしたが、他の地は役者さんとスタッフが書かれているのもが
分かれていたので2冊ありました。
写真に載せたページは、どの公演地のも伯爵役者さんの紹介ページになります。
私が観に行った公演は、全て伯爵役者さんが違ったので、紹介されている役者さんも各地で違っています。
2人とか3人並んでいるのは、その地で伯爵をつとめた役者さんが複数いたから。
システムはウィーンと同じく、そのうちの一人が伯爵をやり、次の人にバトンタッチしていくシステム。

そして、舞台写真が載っているプログラム(souvenirと呼んでいたような記憶)を購入すると、黙っていてもProgrammheftもついてきますが、
Programmheft単独で購入することも可能です。
3番目の遠征地ベルリンでは、ケルンでの失敗を学び、プログラム写真が更新されているかリサーチ。
まぁリサーチと言っても、あちらは日本みたいに見本を置いてくれていないので
購入して見ている人のをチラチラ見るという、何とも原始的なリサーチでした(^^ゞ
更新されていないと判断して、「Programmheft」単独の購入としましたが、
多分あちらでもマニアックな購入の仕方らしく、
明らかに外国人がそれだけを買い求めるのは何か勘違いしていると思われたのか
本当にProgrammheftだけでいいのか何回も確認されてしまいました・・・

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ドイツに発注(傘より1回前の発注。結構なお得意さんです(^^ゞ)して取り寄せた、現行オーバーハウゼンのプログラム。
舞台写真が目的でしたので、souvenirを注文(というかProgrammheft単独はネット通販はなかった)なので、Programmheftも一緒についてきています。
どちらもロゴからポスター写真に変更。
何度も言いますが、この写真の伯爵はJan Ammann。
だけど、オーバーハウゼンで伯爵をつとめるのは、今発表されている段階ではFilippo Strocchiのみ。
Programmheftの紹介も、伯爵は彼一人です。
そして、中の伯爵の写真は、やはりFilippo Strocchiの過去公演の写真。
そりゃ、今の伯爵はFilippoだけど・・・
このポスター全面に押し出した表紙で、オーバーハウゼンの前までの3年近くずっと公演があったのに写真が更新されていなかったんだから、少しは前の公演の人達を載せておいてくれてもいいのに。
というか、むしろ私が2冊も買ってしまったプログラムは一体何だったんだ?(^^ゞ

あ、ひとつプログラムじゃないも載っていますが、間にはさまっていた宣伝です。
察するに多分歯医者さんの宣伝(笑)
裏面は、そこの歯科医や歯科衛生士さんと思われるスタッフが、ノリノリでニンニクネックレスをぶら下げた格好で写っています(爆)

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ちなみに、あちらの劇場でもらえるキャスト表も謎です。
左がウィーンので、右がベルリンの。
紙の大きさの違いは、この際どうでもいいです(笑)
ウィーンは、エントランスに置いてあり「ご自由にどうぞ」でしたが(演目によってない場合もある)
ドイツは基本的に、プログラムを売っている売店に欲しい旨を申し出る制度。
プログラム(souvenirの方)を購入するとはさんでくれますが、Programmheft単独購入の時ははさんでくれませんでした。
そして、ベルリンではプログラムを購入しなくても欲しいといえばくれましたが、
ケルンでは、購入者以外は不可と断られました(´・ω・)
多分なのですが、キャスト表はもともとプログラム購入者分しか用意されていなくて、
欲しいと言えばくれるのは劇場の好意で(実際に、欲しいと言ったら、プログラムにはさんであったものをぬいてくれた)
最初にばかすか渡してしまうと、プログラム購入者にいきわたらなくなったりするからか
あげられるけれど、公演終了後にもらいにきて、と言われた時もありました。
なので、劇団四季がキャストボードの下にキャスト表を置いてくれて好きなタイミングで持っていけるいのって、ものすごくありがたいことだな~
と思えるようになったのが、一番の遠征の効果かもしれません(笑)

現オーバーハウゼンの伯爵、Filippo Strocchiはウィーン公演ではアンサンブルで「Nightmare solo(「悪夢」のソロ)」が本役で、伯爵はカバーでした。
この写真に載っている日だけは、彼のNightmare soloに当たっていたようです。

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最後になりますが、写真!写真!と騒いでいるのは、
もちろん自分の遠征の記念に、その時の公演が写真で記録されたものがほしいというのが一番大きな要因ですが、
伯爵によって持ち味が随分違うからでもあります。
どれも同じに見えると言われてしまうことが多いんですが、慣れてくれば(笑)全然違うんです!
区別できるんです!!
私が観た伯爵はこの4人。
写真の場面は、「die unstillbare gier(抑えがたい欲望)」のシーンで揃えてあります。
演目のことすら何も知らなさそうな人に、どれがタイプかアンケートを実施したのですが(^^ゞ
ダントツで左上が人気でした。
役者さんは、左上から時計回りにThomas Borchert、Mark Seibert、Jan Ammann、Ivan Ozhogin です。

各地、各国歴代伯爵写真集を作ってくれたら絶対買うけれど、それはないだろうな~
ドイツだから・・・(オイオイ)

“ドイツミュージカルの謎のプログラム事情” への8件のコメント

  1. 所変わればですね。
    あちらの方からすれば日本のプログラム情報が不思議なのかもしれませんし。
    でも、観劇した時の記念としてはその時の演者の写真入りがほしいですよね。
    そして、私も写真だけなら左上がいいです(笑)

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    1. あちらからすると、二冊分まとまっていて不便と思われるかもしれませんね。
      そういえば東宝のプログラムでよくある座談会みたいな読み物も見たことがありません。
      そういう意味では、少し宝塚のプログラムに近いのかも?
      でも、ほんと写真は少し後になっても、その時の人達ので一回は更新してあげてほしかったです(´・ω・)
      左上、人気ですね~(笑)
      実は私も伯爵に関しては、左上推しです(Janも好きだけど)

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  2. ウィーン版とドイツ版だと、ウィーン版のがなんとなく高級な感じがするのは、白地じゃないからかな~。ドイツはやっぱりシンプル(^^♪
    トリプルキャストとか、そういうことなんですね。だから海外だとオリジナルキャストとか言うのかな??

    キャスト表の紙がドイツのが小さいのもなんとなくイメージ通りですね。堅実って感じ(紙の節約?まさか…(-_-;))ブロードウェイのキャスト表も小さいので、ウィーンが特別なのかな?

    写真、わかります。やっぱり自分が見た公演の人の写真が欲しいですね。
    私も伯爵、左上がいい~(^.^)
    右下は老けて見えるけど、写真写りが悪い?(゚д゚)!

    各国歴代伯爵写真集!
    そういうの宝塚だったら絶対に作るだろうけど…、そういう商業主義じゃないですからね~。

    にんにく持った、ノリノリ歯科衛生士さん、面白いですね(^_-)-☆

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    1. ウィーン版の方が、日本のプログラムと紙の材質は似ているかもしれません。
      ドイツは少し薄いですかね。あと、ウィーンは20周年の記念年なのもあって、いつもよりは気合が入っていたところもあるのかもしれません。
      四季のキャスト表なんて、A5版ですからドイツでも大きいなって私は思いましたけれどね(^^ゞ
      綺麗に持って帰るのにはどちらも苦労する大きさなので、もうちょっと小さくてもいいです。

      TdVの伯爵は、日本だとなぜだか最近ビジュアル化されてしまっていますけれど、もともとの設定は「初老の紳士」です。
      だから、基本的に老けメイク(+ヴァンパイアメイク)です。
      「Die Unstillbare Gier(抑えがたい欲望)」という5分の大ソロがある役ですが、若造ではちょっと説得力がない哲学的な歌詞になっています。
      そういう意味では、Janのポスターの方が路線としては違っているかもしれませんね(^^ゞ

      ウィーンの初演から今までの公演をだいたい網羅したムック本を作ってくれただけでもありがたいと思って、各国歴代伯爵写真集はあきらめます(笑)

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      1. 確かに持ち帰ることを考えると、小さい方がいいですね(*^^)v
        初老の紳士、なるほど~。でも、日本でも祐一郎だから…、初老の紳士ですね(^^;(←失礼すぎ?!でも、初老って40歳らしいから…(゚д゚)!)

        あちらはあまり商売っ気がなさそうですからね。ムック本があってよかったですね(^_-)-☆

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        1. 長らくの放置・・・すみません。
          私はキャスト表はプログラムにはさんで取っておきたい派なので、プログラムよりは小さい方がいいな~と(^^ゞ
          最初の頃は、日本でもきちんと初老の紳士設定でした。が、最近はやたらビジュアル化してしまい、伯爵の中の人の年齢は初演から較べてずっと上がっているのに、と不満です。
          衣装ももうちょっとヨーロッパゴシック系でいいと思うんですけれどね・・・(ビジュアル系なのになぜか昭和っぽいテイストで)

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          1. いえいえ、気にしないでください(^^)/
            なるほど、最近のニーズに合わせて変化なんですかね~?
            見続けているからこそ、分かることですね。
            一度見てみたいと思いました(^_-)-☆

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